CBXリフレッシュ
CBXの車体周りをリフレッシュ。
まずはフロントフォークから。続きはコチラ!
オイルの劣化は動きが悪くなるので、オイル交換だけでも定期的に行ったほうが良いです。この辺りの年式はドレンがあるのでオイル交換だけであればフォークを外す必要もありません。
オーバーホール時は必ず曲がりの点検をしますが、今回は3/100で修正せずに済みました。
各部の洗浄して組立。
次はリヤブレーキ。
マスターはこんな状態。リヤマスターは雨もかぶるので錆びやすく、時々ブーツめくって確認した方が良いです。
キャリパーも同じように腐食がでてピストンも錆びています。
マスターはここのリターンポートが詰まっている事も多く、ポートの清掃をしないと折角オーバーホールしてもキャリパーピストンの戻りが悪いなんて事も起きます。
次はハーネス交換、カプラー部の腐食が酷いです。
断線やショートなど致命的なトラブルは少ないのですが、カプラー接続部が腐食するとその抵抗で熱を持ちカプラーを溶かしてしまう事が有ります。特に一番電器の流れるメイン電源部分は溶けているのを何台も見てきました。
そしてイグニッションコイルは、
ここまで深いクラックが入ると雨の日などは確実にリークしますね。
コードもキャップも全て交換してリフレッシュ。コイルもコード全て今のところ純正部品が出てます。
一度手を入れたところは当面なんら心配なく乗れるので、何か不安があれば順番に修理していく事をお勧めします。