韓国へ行って来ました。

少し前ですが、お休みを頂いて韓国へ行って来ました。

全くのプライベートでの久しぶりの旅行です。

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基本的に韓国は車社会なので、オートバイはほとんど走っておらず、スクーターがほとんど。しかし最近はスポーツバイクとかカスタムスクーターなんかが多少走っているのをたまに見るようになりました。

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しかし驚いたのは、繁華街は夜になると歩道に屋台が出てくるのですが、それが夜明け近くまで営業しているのです。デパートみたいなお店も普通に夜中でも営業しているし、週末とはいえ人出も有るし、いやほんと眠らない町なんだなあと思いました。

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実質的な滞在日数が一日半というとても弾丸ツアーだったのですが、その中で唯一選んだ観光地が「38度線」。ミョンドンなど繁華街も活気があるし楽しいと思うのですが、でも韓国行くなら一度は見て置かなければと、行って来ました。

この地域は一般人が入る事は出来ません。ツアーに申し込まなければ行くことが出来ないのです。

先ずそのツアーの出発地点(何処?)に行きチケットを購入します(何?いくら?)。

いやはや今回は現地に知り合いがいるのでガイドしていただき、助かりました。もし個人単独だったらもう何がなにやらさっぱり、ハングルって全くもって読むことが出来ないので多分行くことは出来なかったでしょう。勿論日本で全てパックにしたツアーに申し込む事は可能でしょうが、結構割高なのでね。

このツアーは民間人統制地区を回るためチケット買う時にパスポートのチェックが有ります。ガイドの人もIDのチェックが有ります。本当に本国の人でも一般人は普通に入る事の出来ない場所。

バスに乗って回るのですが、統制地区に入るところにはゲートがあり、そこで軍人さんが乗り込んで一人一人パスポートチェックがあります、写真を撮りたいところですがとても出来ません。

先ず連れて行かれた場所が都羅山駅(Dorasan Station)。ここは当然一般的に使用されている駅ではなく、今現在は南北統一の象徴として建てられている。韓国側からは臨津江駅というところから電車が走っているが乗り換えるときには帰りの切符を買うことが義務づけられパスポートチェックもあるそうです。

次に連れて行かれた場所が都羅展望台。ここには双眼鏡(お金を入れると見られるやつ)があり、北朝鮮を見ることが出来ます。といっても町並みが見られる訳ではなので、北朝鮮と呼ばれている地帯が見れるというだけですが、でも貴重な体験でした。自分はここで写真を一枚撮ろうとレリーズボタンを押した瞬間軍人さんから肩を掴まれ、制止されてしまいました。よく見ると足下に、(PHOTO LINE)と書かれており、このラインから先での撮影は出来なかった様です。幸いカメラの没収とかはされませんでしたが、ビックです。

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※これが貴重なその時の北朝鮮の写真です。CONTAXで撮ったので、プリントからデータ化しており少々見難いですが。でもまあそういわれなければただの風景写真ですがね。

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次は「第三トンネル」と言うところです。北朝鮮は韓国側に侵入するためトンネルを掘っていたそうです。その三番目に発見されたこの第三トンネルは今はこの様にちょっとアトラクション的に改装され、ヘルメットを被ってトロッコの様な物で潜って行きます。

初めヘルメットなんて大袈裟な、と思っていたのですがいやいや全然大袈裟なんかじゃありませんでしたよ。随分と潜ってからさらに徒歩でトンネルを進んで行きます。残念ながらここも荷物は全てロッカーに入れて置かなければならず写真が一枚もありません。

突き当たりには看板があり「軍事境界線から400m」と書いてあります。平和呆けしている自分にはぴんとこないのですが、ガイドしてくれたその人はそれを見て恐いと思ったそうです。韓国はご存じの通り徴兵制が残っており、勿論その人も数年間入隊し、丁度このDMZ(DeMilitarized Zone:非武装地帯)にいたこともあるそうです。

この後この朝鮮戦争について、38度線やこのDMZのある意義についての映画を見て出発地点に戻ってきました。なんかいろいろと考えさせられたこの観光(?)、来てみて本当に良かったと思います。

で、どうしても疑問に思う事があったので聞いてみました、「本当に韓国に人たちは南北統一を望んでいるのか」と。今回このコースを見て回って、勿論僕たち外国人が多いですが韓国の人たちも多く訪れます。そして感じる事は南北統一は韓国の夢なんだと何か国民に対して啓蒙しているような気がしたのです。その人の答えとして、比較的年が上の人たちは肉親や親戚が北朝鮮に居ることもあるので統一を望んでいるが、若い世代はあまり望んでないのではないかと。やはりそういうこともあるのでしょうか。

さて、長くなってしまいましたが韓国へ行った本当の理由というのはコンサートを見るためだったのです。

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勿論日本人のコンサートですが、なかなか日本ではチケットも取りづらくなってきていて、しかも日本では考えられない狭い会場に150人ぐらい突っ込んでとても濃密な感じでした。こちらもとても満足して、翌朝(早朝6時の便!)で帰って来ました。

とても疲れましたが、すごく充実した1日半でした。