T.O.T.に向けて Vol.2
牛歩の様な進捗状況ですが、一応リヤ廻りのセットアップが完了しました。
今回の組み合わせはお客様にはお勧め出来ませんが、自分の為に可能性の追求ということで、、、続きはコチラ!
エントリー予定がモンスタークラスなのでホイールは4.5-18までということで、今回選んだのは現行CB1100用リヤホイール。スイングアームはCB750F17インチデモ車に使っていたCB400SF VTECが有ったのでそれを流用。
スイングアームピボットはベアリングを打ち換え、両サイドのカラーとディスタンスカラーを制作して装着。何度か流用しているのですが、今回はチェーンラインの為に仕様を変更。
考えたらCB1100のチェーンラインはCB1300SFと同じなのでCB400SFのスイングアームに納めるのは少々無理がありました。もしCB1100のホイールを履かせたければワイドホイール対応のスイングアームにするべきですし、CB400SFのスイングアームにワイドホイールを履かせるのであればCBX用のスペシャルホイールにするべきでした。
しかし今回は予算の関係でどちらも叶わないのでなんとかセットアップしましたが、お客様にはお勧め出来ない組み合わせです。
スプロケットハブは端面とスプロケット取り付け面の両方を落とし込み、オイルシールが取り付け出来ない状況なのです。
ハブのベアリングは打ち換えて内側のディスタンスと挟み込むようなホイールカラーと右側のカラーの制作、リヤブレーキサポートのカラーも制作して取り付け。
計算で一応ホイールセンターなどを出してカラー寸法を決めているのですが、最終的にホイールセンターを確認。
ホイールセットアップの場合、先ず優先されるべきはホイールセンターで、そこからチェーンラインを合わせます。ブレーキ側はホイールとサポートの距離を合わせればスイングアームに入るかどうかだけので、やはり気を使うのはホイールセンターとチェーンラインです。
今回、ねじ伏せる様なセットアップを行ったのは、それでも可能にする方法を自分なりに探るためで、レーサーならともかく待ち乗りを考えるとお奨め出来ない組み合わせではあります。
ということでリヤサスはWPを選択、まず使ってみなければお勧めも出来ませんし。
なかなか精悍なスタイルでCBXにもよく似合うじゃないでしょうか。ただ、シートを止めている部分が若干干渉するので削る必要がありますが、後は問題ありません。
リヤサスとマフラーだけはどうしてもスペシャルな物になるので、今回はコスト的に抑えられるところは抑えておきたい。
リヤ廻りがほぼ完成したので今度はフロント廻りのセットアップに移ります。ホイール等はたいして悩まずセットアップすると思うのですが、メーターなど補記類をどうするか現在悩んでおります。