T.O.T.に向けて Vol5
来ました!日本特殊螺旋工業様へ注文していたベータチタニウムボルト、ナット類が!ずっと考えていたのですがなかなか決心がつかず、しかし先日ベータさんのCB1300SFデモ車を試乗して、エンジンもさることながらその車体も素晴らしく、その要因には少なからずベータチタニウムが働いていることは確かなので、決めました!
いやあ、随分注文したものです。しかし、日本特殊螺旋工業様の御厚意によりサポートもしていただき、感謝感激です。続きはコチラ!
まずは今回使用するフロントキャリパーです。
これはCBR929用のNISSINですが、このキャリパーだけが純正でアルミピストンの34+30なのです。ピストンにはハードアルマイト+モリブデン処理がされており純正にしてはかなり凝った造り。
それでどの場所にこのボルト・ナット類を使用するかというと、
まずはキャリパー本体の締結部、割キャリパーの場合ここは外せません。
フロントディスクはサンスターさんのコムスター用Φ320、その取付部のボルト&ナット。
前回ちょっとお話しましたフォーククランプ部。スタッドを外しボルト止めにしてそのボルトをチタンにすればこの部分の締結力はかなり上がるものと思われます。
そしてクランプされるアクスルシャフトですが、シャフト自体はチタンが禁止されているのでその他のカラーやナットをベータチタニウムに。これならばシャフトがチタンになっていなくてもかなりそれに近い効果は得られると考えています。
それらを組み付けると、
上記の他、ステム上下のクランプ部とリヤサス取り付け部上下。
およそ足回りに関して効き目がありそうな部分は抑えておきました。
細かい部分ですがフロントホイールのオイルシールは取り外しました。オイルシールって結構フリクションになるのです、スペシャルホイールのほとんどはシールベアリングのみという場合も多く、雨に日に乗る事も無いのでそこはレーサーと割りきりました。
さあ走りだすのが楽しみになってきましたが、まだまだ先は長いなあ。