CB900F リフレッシュ Vol’8 エンジン組み立て編
リフレッシュシリーズもいよいよ今回で最終回となります。
とは言え気の利いた言葉が全く思い浮かばない菅野ですw
はじめから読んで頂くと大凡の流れもわかるのでエンジンオーバーホールを検討中の方は参考になると思います。
過去の投稿のリンクも貼っておきますね。
CB900F リフレッシュ Vol’1 分解編
それでは、本題へどうぞ!!
エンジンペイント終わりました。
そして内燃機加工(シリンダーボーリング等)も終わりました。
それではエンジンを組み立てて行きたいと思います。
こうやって並べるとワクワクしますw
錆汚れたスタッドボルトも綺麗なものに交換です。
そういえば書いてなかったですが、今回の車両は最大クリアランスは0.08mmでした。
おっとコチラも・・・
メタルの選定も終わればコンロッドの重量合わせも行います。
メタル選びはクリアランスを実測して適切なものを選びます。
記号頼りではないですよ~
コンロッドは使用するメタルが確定してからメタルも一緒に計測して調整します。
そして、重量合わせは上下にわけて行いますよーーーー!
今回の最大差は5gでしたがピストンと違って5gはすぐに調整出来ます。
クランクケースにスタッドボルトを取り付けて・・・逆さにして・・・クランシャフトなどをハメていく。
すべてのチューニングメーニューが終了しているのでこの状態になるまでサクサク進みます。
組み立てに関してもノウハウがかなりあります。
マニュアル通りに組み立てるだけでは・・・ってやつですね。
どーーーーーん腰下完成!
綺麗にペイントされたエンジンの組み立てはいつもより気持ちがいいもんです。
そういえばピストン、ピストンリング、ピストンピンにはWPC+モリブデンショットを施しました。
比較写真を撮ればよかったのですが・・・処理後はグレーっぽい色になります。
組み上げたら見えなくなってしまいますが、カッコイイですw
なんとなく色が違うピストンです。
と、シリンダーも入れて。。。
ヘッドものせて。
実際はバルブ組み込んだりするのですが写真だとのせて終わりw
そしてピッカピカのエンジンが完成致しました。
次はいよいよエンジン搭載と始動ですね。
エンジンを載せてからも配線など手直しさせてもらったので少々時間がかかりました。
と、テンション上がってしまいまして。。。この先の写真撮り忘れましたw
既に試乗も終わりましたので、納車待ちとなっております。
というわけで完結です!