CB750FⅡ(tk) エンジン オーバーホール②
修正・組立てを進めて行きます。
このエンジンのポートは本当に素性が良いと思います。本当わずかに手を添えてあげる感じで仕上げれば良い感じになります。
ピストンとコンロッドの重量合わせ。そしてこのエンジンはアフターパーツも豊富で、リプレイスピストンもいろいろ選べます。今回は国内生産のオーバーサイズピストンを選びました。
ギヤミッションやシフト関連の修正、摺動部分は一応全て確認及び修正しています。
今更ながらこの構造をよく当時設計出来たものだと感心します。
カムジャーナルのラッピングはいつも通り。
タペット調整がスクリューで8本は楽ですが、車載状態で行う時は意外と手が入りずらく難儀します。
レーシング1000で耐熱塗装を施しカバー類はしっとりバフ処理、ボルトナット類はもちろん再鍍金してエンジンの再生も完了です。