TRADTIONで乗るかSPIRITで乗るか
2007年にFIAT500、通称Cinquecent(チンクエチェント)がNewモデルとして発表されました。
これを見たとき素直に感心しました、昔の500のデザインを残しつつちゃんとデザインが進化しているからです。勿論今の技術で作られているのだから昔の500を乗るような不便さは全くなく快適に走る事が出来るのでしょう。
でも自分は昔の500がとても好きで、だからこそ少々考えてしまうのです。500はイタリア庶民の普段の足として開発され必要充分な機能と装備しか持たず、質素ではあるがとても使い勝手の良い車でした。
つまりそれを日本で考えた場合、日本にはやはり軽自動車という素晴らしいカテゴリーが存在し、自動車として普段の足として使い勝手の良さは軽自動車以上のものは無いでしょう。
昔の500であればぎりぎり日本でも軽自動車と同等の扱いが出来たのではと思います、しかし現行の500はサイズ的にも軽自動車同等という訳にはいきません。
いやNew500を否定している訳では無いのですよ、New500も好きですし良い車だと思います。
つまり、TRADITION:伝統として乗るなら充分アリだと思うんですNew500も、でもそれをSPIRIT:精神として乗るので有れば、日本では多分ダイハツESSEあたりになるんじゃないかなあと、思うわけです。
このダイハツ エッセも良く出来ていて、なんでしょう、開発されたバックボーンと言うか考え方は昔の500と近い気がするのです。そういった意味で自分はこのダイハツ エッセも好きな車です。
自分はカブにも乗るしCBXにも乗ります、結構これってある意味両極ですよね。でも自分にとっては両方とも同じように好きですし必要なものです。
車でもオートバイでも、とってもFUNでHOBBYな物も好きですが、雨が降ろうが気兼ねなく乗れて普段の足として活躍してくれる物も同じように好きです。