エコ・リモーション
さて、これを観て皆さんはどんな感じでしょうか。
いや最近ですね、少々このエコという言葉にウンザリしているんですよ。
なんですかエコ・パチって?なんですかエコ・ポールって?
なんでもエコつけりゃあいいってもんじゃないでしょ。ちょっと前のハーレーの広告でも「ハーレーはエコです」なんて見出しもありました。
何が癇に触るかって、「エコ」という言葉の裏に「良いこと・正しいこと」の様な意味合いが暗に隠されている様な気がしてならないところ。
エコってもう、こと日本においてはエコロジーという本来の意味を離れ、一人歩きを始めている。ホント、エコって単にビジネスモデルというだけなんですよ。それなのに揃いも揃ってエコ・エコって。
しかもですよ、二酸化炭素排出削減が叫ばれる中、目標を達成出来ない場合はその排出権を他国から買うことも出来るという。ってことはなんですか、経済成長著しい国があって、もしその国が削減出来ないからよその国の排出権をばんばん買いますって言えば済んじゃうことなんですか?
もうすでに排出権を債券化してそれがまたさらにビジネスとなっている。これってどうなの?こんなのを見るとねえ、本当に世界のビジネスって抜け目無いっていうかなんというか。
自分は何もビジネス自体を非難している訳ではないのです、経済活動は必要と思いますし。ただ、ことこのエコに関してはどうしても納得がいかない部分が多くて。
目の前に有る商品および食品は製造から廃棄まで含めてCO2を排出します。そこには材料の精製から輸送までも含みます。
欲しい物を買うというので有ればなんにも問題ありません、ただエコだから買うというとき、今一度エコとは何か、考えてみてもいいのかな、と。