5&6機目 完成
5機目と6機目が完成しました。
比較的問題の少ないエンジンでした。
各部品の状況を見る限り走行距離は少ない様に思われるのですが、それでもバルブシートのカーボン噛み込みや経年劣化は見られます。
そして最近開けるCBXエンジンのほとんどクランクシャフトが曲がりが大きく、修正を必要としてしまいます。
その他気になった部分と言えば、オイルフィルターを押しつけるスプリングが入っていない(!)とか、ACGカバーが広がってしまいステーターコイルと隙間が出来てしまっている等。
このACGの隙間は初期のマグカバーに多く見られ、問題無く走行しているものも多いのですが、中でステーターが動いてしまいローターコイルと接触後に回転不能となってしまったケースも見受けられました。
いつも通りスムーシングやポリッシュ、重量合わせにミッションバリ取りなど手を施して組み上げていきます。