フロント廻りリフレッシュ&ヘッドカバーのメッキ。
もう秋なんでしょうか?
秋と言えば、秋刀魚です!!読書より秋刀魚です!!運動より秋刀魚です!!
そうなんです。秋刀魚が大好きな菅野です。
毎年、北海道などからお取り寄せして届いた日にはお刺身で食べるのが
秋の楽しみであります。早く食べたいなぁ
では、どうぞ・・・
さて今回の車両はCB750Fになりまして、東京都のI様の車両になります。
今回のご依頼内容は、フレーム修正、ステムベアリング交換、フロントフォークO/H
ヘッドカバーのクロームメッキ処理です。
外装はすでに取り外してししまいましたが、先ずはフロントを浮かせます。
ステムベアリングから打ち変えます。
新しいベアリングにグリスを押し込みます。
レースをフレームに打ち込みます。
続きましてフロントフォークのO/H
結構点サビがありますね。
ココまで大きなサビだとペーパーでならしてもシールリップを傷つける恐れがあるので
通常ですと再メッキ処理となります。
ですが、今回はインナーチューブに曲がりも見られたため新品のリプレイス品に交換です。
ピカピカのインナーチューブは気持ち良い。
流石にクロームメッキの輝きは段違いです。
フレーム修正の様子です。ネックに治具を取り付けて左右の振れを確認します。
治具先端付近の赤い点は中心点を示すレーザーポインターです。
このズレを修正していきます。
コレで左右の振れは修正完了です。
高速走行などをされると車体が振れると感じることがありますが、振れの原因としては
ホイールアライメントが正確でない場合が多いです。
剛性不足による振れはサーキットなどで攻め込まない限り感じられないハズです。
他にはステムベアリングのガタつきやタイヤの偏摩耗によっても発生します。
タイヤを交換されても振れが収まらない場合はフレームを一度測定してみると良いですよ。
こちらの車両もフレーム修正もしましたしステムベアリングも交換したので、
真っ直ぐ走るし良く曲がるバイクに復活しました。
設計が古いので現行の乗り味に近づけるには足廻りの換装など必要になりますが
本来あるべき正常な状態にメンテナンスすれば十分走る車両なんです。
古いバイクは『こんなもの・・・』と諦める前にメンテナンスをして気持ちよく走りましょう!!
では、また・・・