CB1100F修正 その2 フォークO/H
スマートフォンに変更してから3ヶ月経ち
やっとシリコンケースを買った菅野です。
毎度、どうでもよい情報を書いている菅野です。
今日はチョット肌寒くて鍋が食べたい菅野です。
では、どうぞ・・・
さて今回の車両は、フレーム修正を完了したCB1100Fになりまして、
東京都のH様の車両になります。
今までにも何度か他のショップ様でO/Hをしているらしいのですが、
しばらくするとオイルが漏れてくると言うことでフォークO/Hとなりました。
インナーチューブには点サビが多少あるモノの摺動部には目立つ傷やサビはなし。
もしかしてインナーチューブが曲がっているのかな?
などなど考えながらバラして見ることに。
こんなモノが!!
1Gだとダストシールで隠れてしまうみたいでパッと見では気が付きませんでした。
これは再メッキをして綺麗にもどさないとダメですね。
1100Fのインナーチューブは販売しているモノがないので再メッキです。
振れも測定です。
振れは0.02mmなので問題なし。
再メッキから帰ってきました。傷が深かったので再生可能か心配でしたが完全復活です!!
では組立です。トラックだと、こんなに沢山の交換部品があります。
洗浄して並べて組み立て開始。仕事は段取りが命です(^?^)v
どんな作業でもそうですが、組み立てるのは簡単です。
バラすときは状態や構造を確認しながらなので時間がかかります。
でも組み立てる必要のないバラしが一番楽しかったりします。
今回の依頼が完了したので試乗をしましたが、若干ではありますが振れが残っています。
あと考えられるのはタイヤだけなので店のホイール&タイヤに交換して試乗。
予想通り気になっていたハンドルの振れもなくなり車体の動きも素直になりましたね。
タイヤを触った限りでは振れが出るほどの編摩耗はないように感じましたけど
条件がそろうと出てしまうもんなんですね。
最終的にはタイヤも交換させて頂いて納車となりました。
しかしノーマルってのは万人向けに良くできてますよね。
カスタムで下手に足廻りを変更すると乗りにくくなったりしますからね。
足廻り変更したらハンドルが切れ込むとか、切り返しが重いとか
ありましたらご相談くださいね。
ディメンションを測定させて頂いた上で改善策を提案させて頂きます。
では、また・・・