CB1100F エンジンオーバーホール&いろいろNo.1
年内の営業日数が1ヶ月を切りまして慌ただしさを感じ始めている菅野です。
12月は週末ごとに用品店でのイベントなども控えておりますし、
有り難いことに沢山の車両もお預かりしているので師走の雰囲気が見え隠れしてます。
ちなみに私が担当しているFシリーズだけでも現在、6台入庫中です。
出来る限り早くオーナー様の元に帰れるようにガンバリマス!!
では、どうぞ・・・
さて今回の車両はCB1100Fになりまして、東京都のI様の車両になります。
今回のご依頼は
・エンジンフルオーバーホール
・エンジンペイント
・キャブレターフルオーバーホール
・キャブレタートップキャップ バレル処理
・メインワイヤーハーネス交換
・シート表皮張り替え
・継続車検
・タイヤ交換
・ASウオタニ取り付け
などが主な依頼内容です。
やることが沢山あるので外注なども含めて段取りをしっかり組み立ててから作業開始です。
作業は基本的に一台に一人で行いますので自分自身での作業状況を把握するために
チェックリストを作って発注の間違いやミスをしないようにします。
頭の中だけですと、どうしても忘れてしまうことも有るんですよね。
紙に書いて終わった物からチェックしていけば間違いないです。
お預かりした時点ではバッテリーが上がっていたので、とりあえず充電して試乗しました。
のってみるとハンドリングが重いしエンジンからは聞き慣れない異音が・・・
試乗も早々に切り上げて店に戻って各部をチェック
とりあえず空気圧調整でもと思ったら・・・チューブレスバルブに亀裂が
そのせいで空気が抜けてしまいハンドリングが重かったようです。
そしてエンジンからの異音は左側からです。
1100Fでエンジン左側からの異音となるとスターターワンウェイの可能性大です。
カバーを開ければ予想通りボルトが緩んでおりました。(写真は締めた後です。)
1100Fにはよくある事なので、左側からの異音の場合は点検してみてください。
ちなみにネジロックを付けても車両によっては緩みますのでご注意を!!
これから作業状況をエンジン、車体含めてアップして行くので
楽しみにしていてください。
では、エンジン降ろしに行って来ます・・・