HONDA CBX(o)エンジンオーバーホール1
定期的に入ってきます、CBXのエンジンオーバーホール。
ここで重要なお知らせですが、エンジンオーバーホール8月受付分より内燃機加工が値上がりしております。
この部分に関してはRemotionではどうにもならないところなので何卒ご了承下さい。
走行されてご入庫頂いているので致命的な損傷は無いと思いますが、燃焼状態はあまり良くありませんでした。続きはコチラ!
エンジンを降ろした時点で追加事項が発生、オイルホースのカシメが緩くなっておりオイルが滲んでおりまで要リビルトです。
カム山などカジリは無くきれいな状態。
ピストンヘッドのカーボン蓄積は多く、距離は伸びているエンジンと見受けられます。
ガスの吹き抜けもあり、クリアランスも出ています。
オイルフィルターを外すと、ワッシャーが無いのは何度も見てますが今回はスプリングがありません。ワッシャーが無い場合はオイルフィルターに張り付いて一緒に捨てられてしまったのだと思うのですが、スプリングは普通忘れないと思うのですが。
オイルフィルターがこの状態だと濾過が出来ずスラッジもかなり溜まっていると思ったのですが、
ストレーナーは綺麗な状態で良かったです。
距離は伸びていてもオイル管理はされていたのでしょう、ミッションなどにも大きな問題はなさそうです。
これでおおよそ分解は完了で次はヘッドに移ります。
それにしても内燃機加工が値上げ、工賃はもうずっと値上げなんてしてないのになあ。
工賃には材料費がかからないとお思いでしょうが、ポート修正に使うゴム砥石は毎回結構使ってます。でも総合計を考えると、やっぱり値上げなんて出来ないです。