CB900F リフレッシュ Vol’6 ミッション編
明日はREMOツー決行となりワクワクの菅野です。
ツーリングの時くらいしか自分のに乗る機会はなかなか作れないですからね。
しかも明日だけピンポイントで晴れみたいなので幸先の良いスタートです。
明日は、普段あまり行くことのない千葉へレッツゴーです。
それでは、本題へどうぞ!
今回は、ミッション系の洗浄、点検、特殊加工などについて!
クランクケース内には、クランクシャフト、プライマリーシャフト、メーンシャフト、カウンターシャフト
などが入っております。
それぞれゴソっと取り外せるので分解自体はアッという間です。
クランクシャフトは振れを見て必要があれば修正、必ず行うのはダイナミックバランスです。
ミッション系も全てバラしてベアリングやワッシャーなどを交換していきます。
詳しくは企業秘密なのでザックリとした紹介となりますが・・・
シフトドラム。
ベアリングは純正がまだ出ますので交換するとともにシフトフォークのガイドとなる溝に手を加えます。
一手間かけることでシフトフィールを向上させます。
シフトフォーク。
こちらも動きを良くするための加工を施します。
一つ一つでは効果が少ないですが、ミッション系全てに手を加えることで相乗効果により
体感できるまでに変化します。
プライマリーシャフト。
純正部品での交換の他にメーカー廃盤となっているベアリングは特注品を用意しています。
一般には販売されていないベアリングになるので純正部品も手がけるベアリングメーカーに制作してもらっています。
一つ一つのパーツを洗浄しながら異常がないか確認も同時に行います。
ミッションも全てバラして洗浄と点検を行います。
またシフトフィール向上のためにギヤドック部にはRemotion独自の加工を施します。
オイルポンプも分解、洗浄、点検です。
稀に金属片を巻き込み再使用出来ないものに遭遇することもあります。
今はSHOP様でリプロを出していたりするので安心ではありますね。
オイルポンプは洗浄するとともにゲージにてクリアランスが正常値の範囲内か確認します。
これで大凡のパーツ交換、洗浄、点検、加工などは一段落です。
あとはペイントし終わったエンジンの内燃機加工などに移行します。
もう少しで組み立てられまーーーーす。
地味で細かい作業のあとの組み立ては、ものすごく楽しいんですよ☆
そろそろ車体も組み上げないと・・・エンジン載せられないですねw
次は何になるかしら?お楽しみに!!