『CB1100R エンジンオーバーホール』
またも・・・書いてなかった菅野です。
今日、関東では春一番だったようですね。
風が強すぎてあらゆるものが飛び交っておりました。
外に置いてある物置が飛ばされないか不安でした。
なのでタイダウンで固定しました!ww
では、本題へどうぞ・・・
今回は、表題通りにCB1100Rのオーバーホールになります。
まずは試乗ですね。オイル上がりがあるので暖まるまでは白煙が出ます。
とは言え走り出してみれば、特に気になるほどの違和感はないように感じました。
強いて言えば、カムチェン辺りの音が気になるくらい。
では、早速バラしていきましょう。
エンジンを降ろすためにオイルパンを取り外すと・・・
なにやら色んな異物が・・・金属片まであります・・・
フレームとエンジンを傷つけないように慎重に少しずつズラします。
普段は圧倒的にCB-Fシリーズが多いので、たまにCB-Rだと面倒ですねw
フレームが外せる有り難みを感じますよ。
見慣れたバラしは、すっ飛ばして・・・
これカムチェンガイドなんですが、固定するための部位が折損してました。
だからカムチェンの音を感じたのですね。
カムチェンが外れたりしなくて良かったと思います。
大事になるまえにエンジンを開けることができて本当によかった。
ヘッドは特に目立った問題もなくカーボンの蓄積も普通です。
こちらもいつも通りに仕上げます。
ピストン、コンロッドも重量合わせ。
一気に、進みましてシリンダーまで組み上がってます(笑)
今度は、逆の手順で載せます。
やはり降ろすよりも載せる方が気を使いますね。
この後、キャブ付けたり、配線したりしてエンジンは始動。
当然試乗でも問題はなく絶好調になりました。
もともとCB1100Rは、CB1100Fに比べ回転上昇もスムースで乗りやすいですが、各部の調整や重量合わせをしたことにより、より一層扱いやすいエンジンに仕上がったと思います。
すでに納車も完了しており先日オーナー様ともお話させて頂きましたが、とても気持ちいいと嬉しいお言葉を頂きました。
慣らし完了後は高回転まで楽しんで頂ければと思います。
我ながらよい仕上がりになったと思います。
では、また・・・