CB1100(SC65) エンジンフルオーバーホールNo.1
プラグの焼けから確認しようと思ったら持っているプラグレンチが合わない?
抜けてきたプラグは初めてみる品番LMAR8A?9S、新しい規格か?
ポートの状態を確認。勿論問題は無いもののポート自体は量産車然としたもの。しかもインシュレーターに段差があり、少々気になる部分。
タペットクリアランスも確認しておきます。走行もまだ少ないので大きくずれている所はありません。
オルタネーター、クラッチ、ピックアップなどを外し、
カムシャフトを外していきます。カム山やジャーナル部も筋は有りますが問題無いレベル。
ヘッドを外し、ピストンの確認。オールアルミの一体ライナーレスメッキシリンダー、現行車ですからコレぐらいは当然。
シリンダーを外し、小端部のガタを確認後ピストンを外します。スタッドの付け根には、空冷なので仕方がないとはいえ砂利などが既に溜まっています。これがCB-Fの様に20年とか経つとシリンダーもスタッドも抜けにくくなるのだろう。
オイルポンプ、シフトシャフト関連を外して、いよいよクランクケースを割ります。
プライマリー機構が無いだけでとてもシンプルな構造に感じます。
ロア側もオイルポンプ関連を外してしまえばとてもシンプル。ただオイルラインはヘッドへ潤滑しているオイルも全て内側なので複雑になっています。こういった所は念入りに清掃する必要があります。
ミッション、コンロッド、バランサー、シフトドラム、シフトフォークを外せば分解完了。
この後各部を点検して修正に入ります。