CB1100(SC65) エンジンフルオーバーホールNo.3
間が開いてしまってすいません、SC65のエンジンオーバーホール続きをお届けします。
クランクの曲がりは2/100とまず問題ないレベル、バランスだけ取ることにします。
ピストンの重量合わせを行います。ピストン自体は再使用しますので、カーボンを落としてからトップの鋳肌を滑らかにして合わせます。
勿論リングやピンは交換です。0.1g以内となると一度セットを決めたらピストン以外も位置管理しなければなりません。
コンロッドの重量合わせはメタル勘合を行い、使用するメタルを決定したら行います。
カムシャフトはジャーナル部をラッピングしておきます。傷は勿論問題ないのですが、少しでもフリクションを少なくというのが狙いです。
ミッションドッグ部も入念に検査し、バリ取りを行います。
続いてシフトドラムとフォークも一部バリ取りとポリッシュを行い、シフトフィーリングの向上を目指します。
これで内部の加工はほぼ完了しました。次回から組み立てになります。