4機目 CBXエンジン完成
さ、続々とエンジンが完成してきます、4機目です。
先ずオイルを抜くと量が少ない上にかなりスラッジが出てきました。ヘッドカバーを空けるとカムシャフトジャーナル部に少しすじ傷があります。ホルダー側にも僅かな傷は有りますがこの程度で阿有ればラッピングで使用して問題無さそうです。
珍しいことではありませんがバルブ廻りにはかなりのカーボン蓄積が見られ、実質的なポート面積を小さくしています。
他の気筒を見ていくと、EXバルブが一箇所溶けていました。多分掻き上げた錆が異常燃焼をおこし溶かしたものと考えられます。これでは圧縮が上がるはずもありません。バルブシートに大きなダメージは無かったので、EXバルブ1本交換で済みました。
このエンジンもシリンダー内壁が錆びております。しかし0.5オーバーサイズで錆は全て除去出来、一安心。いつも通りの修正を施し組み上げて最終的な確認をしたら発電容量が低いことが判明。
コイルが部分的に内部ショートしているので、コイルの巻き直しとなってしまいました。