HONDA CBX(I)エンジン フルオーバーホール3

16033001

組立てです。サクッといきます。続きはコチラ!160330031603300516033006

組立てで気を使うのはなんといっても締め付け。今まで行った修正も全て無駄になる可能性さえありますし、どんな締め方をしても動くでしょうがより長い間出来る限り良い状態を保って欲しいので組立て・締め付けには細心の注意が必要になります。

160330021603300716033008

エンジンを下したときはそれなりに汚れもありましたが、ケースも含め一つ一つ丁寧に洗浄すればここまできれいになります。

16033009160330141603301516033016

シリンダー上面も歪み分だけさらって密着をよくします。カムチェンテンショナーAはヘッドとシリンダー両方で止まっていますし、カムタイミングのずれも考えなくてはならないので研磨するといっても僅かな分しか削れず、あまりにひどい歪みは取り切れません。

16033010160330111603301216033013

その他今回はクラッチアウターのリビルトを行いました。Remotionで行っているリビルトはダンパーラバーの交換だけでなくディスクが入る部分の段付きを慣らしてハードアルマイトをかけています。

1603301716033018

カバー類だけはバフを行ったのでエンジン塗装はしていませんがかなり見た目もきれいに組みあがったと思います。